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補助金が採択されやすい申請タイミングとは

補助金はその年度に数回の締め切りをもって公募されるのが一般的です。
4月頃からスタートし、その年度の終わりまで。もしくは数年にわたって複数回予算と計画に沿って受け付けられています。
補助金によっては、各公募回の申請数や採択率を発表しており、採択されやすい申請のタイミングが見て取れます。
こちらのページでは、公表されている小規模事業者持続化補助金を元に考えていきます。

令和2年度小規模事業者持続化補助金の申請数・採択件数・採択率

経済産業省が発表している小規模事業者持続化補助金の申請数と採択率は以下の通りです。

コロナ特別対応型の場合

 申請数採択件数採択率
令和2年度 1回目(2020年5月15日締切)6,744件5,503件81.5%
令和2年度 2回目(2020年6月5日締切)24,380件19,833件81.3%
令和2年度 3回目(2020年8月7日締切)37,302件12,644件33.9%
令和2年度 4回目(2020年10月2日締切)52,529件15,421件29.3%
令和2年度 5回目(2020年12月10日締切)(最終)43,243件16,498件38.1%

一般型の場合

 申請数採択件数採択率
令和2年度 1回目(2020年3月31日締切)8,044件7,308件90.8%
令和2年度 2回目(2020年6月5日締切)15,194件12,478件65.1%
令和2年度 3回目(2020年10月2日締切)13,642件7,040件51.6%
令和2年度 4回目(2021年2月5日締切)16,126件7,128件44.2%
令和2年度 5回目(2021年6月4日締切)
令和2年度 6回目(2021年10月1日締切)
令和2年度 7回目(2022年2月4日締切)
8回受付以降は未定

上記を見るとわかるように、その年度の募集開始前半の採択率が高くなってます。
また、小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型を見ると、第1回目の申請数が6,744件だったのに対して、最終の第5回の申請数は43,243件数と約6.4倍になっています。一般型についても、第1回目が8,044件に対して、第4回は16,126件と2倍になっており、回を重ねると応募数が増加する傾向にあるようです。
申請数の数で採択率が左右されている可能性も十分に考えられますが、コロナ対応型第2回は24,380件と、すでに第1回の約3.6倍と大幅に増えているにも関わらず81.3%と高い数値になっており、一般型第3回は、第2回よりも申請件数は減っているにも関わらず採択率は落ちています。

採択率は年度の早いタイミングが有利

上記のように補助金は募集年度早いタイミングの採択率が高い傾向にあります。また、申請数も少ない為第1回目の応募はチャンスと言えます。
コロナ特別対応型の第5回のように、最終募集が第4回を上回る可能性がある為、後半を狙うという手も考えられますが、前年は第4回が最終とされていたところ、速報で第5回が発表され、それが最終となりました。
いつが最終回となるかわからない以上、早めの応募がかしこい選択と言えます。

すでに2021年度の補助金はスタートされており、事業再構築補助金の第1回目応募は終了しました。また、IT補助金第1回公募が5月14日が、小規模事業者持続化補助金定感染リスク型ビジネス枠は5月12日が締め切りとなっているため、弊社での受付も終了しております。
第1回と比べると採択率は落ちる可能性がありますが、第2回もまだまだ高い採択率を見込めますので、補助金を活用してWebサイトやITシステムの導入をご検討中なら、ぜひお早めにご連絡ください。

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