Webサイトリニューアルに合わせて、弊社ロゴマークも刷新しました。
こちらの記事で、その経緯やロゴに込めた思いをお伝えします。
以前のロゴマークについて
2014年に作成したのが、左側のマークです。
graphityのgと、お客様との繋がり、お客様がエンドユーザー様と繋がる鎖をイメージしたものです。
縁起の良い8角形を組み合わせ、色はビジネスの発展を願うゴールドを採用しました。
また、白銀比を使いながら設計をしており、コンパクトで印象的なマークにデザインしました。
ロゴタイプは作成しておらず、helveticaでの表記としておりました。
新しいロゴマークについて
10年デザイン業としてお客様と関わってきた事で、グラフィティーが求められている事や、グラフィティーがやるべき事が見えてきたという経緯を踏まえて、11年目を迎えた2020年9月にロゴマークを刷新しました。
全国の中小企業の皆様と直接関わり、お客様のビジネスの発展を願うという点では以前と変わりがありませんので、8角形、ゴールドは踏襲し、以前のロゴのモチーフであるgraphityの「g」をイメージした配置にしております。
今回新たに、「課題を発見する視点」「課題を解決する視点」をロゴマークに込めました。
課題を発見する視点とは
これまでご依頼いただくお客様の多くは、ご自身の課題について明確に理解できていない事がほとんどでした。
自分の抱える課題や問題を客観的に見ることは非常に難しいものです。お客様は私たちに美しいデザインを求める以上に、現状を打破する為に解決すべき課題は何なのか?を明確にしたいという思いが強いように思いました。
これまでも取り組んでいた、お客様に寄り添い、話を聞き、課題の本質を捉える視点こそが、これからの時代に求められ、社会に必要とされるデザイナー像だと考えています。
お客様本来の姿(ストライプ状の八角形)から、明確になった課題(黒の八角形)を引き出す様を、私たちが最も重要としている「ヒアリングと提案」として表現しました。
課題を解決する視点とは
課題の解像度を高め明確になった後は、解決に導くビジュアルを考える必要があります。
ヒアリングと分析で明確になった課題にこそ、最適なビジュアルのヒントが隠されています。
これまでの全てをリセットし、まったく新しいものを生み出すのではなく、お客様本来の姿(ストライプ状の八角形)と、明確になった課題(黒の八角形)を重ね合わせる事で、これまでの経緯を踏まえた課題解決の姿勢を表現しております。
デザインの手法は無限に存在しますが、課題を解決するというゴールは1つしかありません。私たちはこのロゴを背負う事で、課題解決型デザイナーとしての役割を全ういたします。
グラフィティーが社会に求められるデザイン会社である為に
課題の解像度を高め解決のための表現を作る我々がその力を高める為には、問題を探し、構想し、何事にもチャレンジする柔軟な思考を持つ必要があります。その為、情報収集の為にインターネットや本に頼るのではなく、クリエイターに様々な体験の機会を提供しております。